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【ホテル滞在記】平日に仕事の能率を下げてまでストレスを解消できるのか..? フェアフィールドバイマリオットえにわ編

あまり期待はしていなかった。ただ、予定として組み込まれていたから、訪れた。

結果的には、帰りたくないという気持ちにさせてくれた、良いパターン。

フリーランスエンジニアは、いつでもどこでも仕事ができていいね。だから、平日にホテルステイもできちゃうよねぇ? とオフィスワーカーは考えるだろう。否、そんなに気軽にどこでも、同じ能率で仕事をするためには、それなりの準備が必要だと個人的には考えている。だから、平日に連泊でホテル宿泊をすることを考えるとそれなりに憂鬱になる。

それでも、それに価値はあるかと問われたときに「ある。」と断言できるようになったのが今回のステイだった。

フェアフィールドバイマリオット えにわ

北海道恵庭市の道の駅のとなりにある、駐車場無料のマリオット系列のホテル。札幌中心部からは車で、1時間ぐらい。新千歳空港からは、車で30分くらい? 一応、なんとか徒歩圏内かつタクシーで800円くらいで、最寄りの駅 恵み野 からアクセス可能な場所。

マリオット好きの道民なんて、そもそもほとんどいない気がするが、マリオット好きの道民がいたとして、フェアフィールドバイマリオットがやっている道の駅シリーズなんて、絶対行こうとは思わないはず。なぜなら行ったところで、田舎の景色が楽しめるだけの、都会人ホイホイ仕様であることが明確だからだ。今回滞在して思ったが、それは間違いない。

外観はほかのマリオット系列と比べると、まったく豪華絢爛ではなく簡素。外観内装で期待をあおるような仕様ではない。

チェックイン時のウェルカムギフト選択は、なんかおいしそうなジュース or マリオットポイント500ポイント。ごめんだけど、こちらは 500 ポイントを選択。※当方、プラチナ会員。

別途ありがたいイベント開催中で、恵庭市内で利用できるタクシーチケットが1枚1000円上限で1滞在につき2枚いただけた。これを使って、市内の飲食店や商業施設を使ってもらおうという施策らしい。たしかにこれくらいしないと、札幌や北広島、千歳など近隣の街にお客さん買い物いっちゃうよな~と感じる。まあ、これによってごはんくらいは食べてもらえるんじゃないかなという印象。

ロビー

くつろげるソファーと、スタバの電源付きデスクとおなじっぽいやつ。24時間、コーヒー、みそ汁、等が無料で飲める。これはありがたい仕様。だが、なぜウォーターサーバーが無いのか?白湯はあるが、製氷機が故障中だったのが悲しい。ロビーを拠点に仕事をする際には、部屋で毎日もらえるボトルの水をもってきていた。

その他、所謂売店機能であるが、基本24時間お菓子などの軽食を購入可能。酒は深夜0時前まで購入できてそれ以降は購入不可である。道の駅シリーズなので、そもそも車でお越しのお客様の飲酒運転を防ぐのが目的かもしれないし、外国人が騒ぎまくっちゃうのを防ぐのが目的かもしれない。まあ、別に日本人だって騒ぐやつはいるとは思うが…。ここら辺は神のみぞ知る。

ステイ

4階建てホテルであるが、3階の部屋。川側でした。南向きのお部屋だったので、朝日で強制的に起こされるという毎日。季節にもよるが今回の滞在では毎日9時15分にベットの高さに太陽の位置が追い付いて、顔面に直射日光が当たることにより、強制起床させられていた。

その後、節水シャワーヘッド内蔵型くらいの出が悪いか?と言われれば、そういうわけでもなく、出が良いか?と言われるとそうでもない、ぎりぎりちょい弱いくらいのシャワーを熱々にして浴びたのち、水風呂よりは少しぬるくしたくらいの温度に調整して、簡易温冷浴っぽい感じにすると、気持ちがいい。バスタオルを2枚ぜいたくに巻いて、ダイソンではない普通のドライヤーで髪を乾かす。このあたりのシャワーの仕様、アメニティや機材の仕様が、フェアフィールドであることを感じさせてくれる(悪口ではない)。

シャワー上りにはフロントのコーヒーをいただき、外の喫煙所へ。温冷浴によって体は無敵になっているので外気温4度でも特に問題は無い。何なら心地が良い。加えて、3泊4日用にホテル内では持参のサンダルを使っていたが、さすがに足は寒かった。ほかの客やホテルスタッフ足元を見られるたびに無言で「わたしは道民です。」と言っているかのようだった。


さて、仕事はロビーと部屋どちらでも実施してみた。ロビーは電源付きスタバっぽいデスクがあるので、基本的には快適に仕事ができる。ただ、席を立つ際に、ホテル側の貴重品は常に持ち歩いて欲しい、という意向に抵抗せざる負えないのが、少しだけつらい。それを気にせず、少しの時間 性善説を信じて お手洗い、喫煙所を利用させていただいた。

部屋には、残念ながらデスクが無いので部屋内の備品をうまく使ってなんとかデスクを作成。ロビーのスタバっぽいデスクの方がいいけど、一応部屋でも問題無く仕事ができる環境を整えることができた。

他方、これは仕様が無いが、部屋のTVの外部入力(HDMI端子の穴)にアクセスできず、pcやスマホの映像音声を入力できなかった。仕事中に流す音楽や、滞在中にNetfrexやU-NEXTなど大型ディスプレイから垂れ流せるので、アクセスさせていただきたいのだが、なかなかそうはなっていないのが残念。そうまでして、マリオットチャンネルを見てほしいのか..。


ホテル連泊では、毎日部屋を清掃してくれる仕様がある。これは絶対毎日やってもらったほうがいいと断言できる。一番の理由は、バスタオルを変えてもらうと事でも、ゴミを捨ててもらうことでもない。ベットメイキングしてもらえることが、良い。

意識高い系YouTuberのまこなり社長も、何故か毎日起きたら布団をバサッとして綺麗に整えろという。バサッとすると湿気を逃がせるという、寝具の状態をよくする効果があるらしいが、それだけでは無く、なんか気持ちがよくなるという理由もあるという。また、千歳に住んでいる null くん にも朝布団を整えるか?と質問すると、”やる” といっていて、何故か興奮気味に “いいよね” と共感してくれた。

言語化するのは、非常に難しいが、毎日きれいにベットメイキングされた場所で寝ることが、よくわからないが “良い生活” という文脈に良い効果を与えていることは間違い無いので、必ず毎日の清掃をお願いするべきと言える。というか、観光目的でなくホテルステイ目的での滞在の場合、「自分の手を使わずに毎日整った場所で寝られる。」という状態に一番の価値の主眼を置いて、お金を払っているとまで言えてしまう気がする。


えにわのごはんおいしい

1泊目の夜に、えにわ市内の飲食店を探して食べに行こうと検索すると、近くにすぐに評価が高くてリーズナブルでその価格の適正なサービスよりも少しこちらが得をさせてくれそうな、つまり、コスパの良さそうなお店が見つかった。それも一つではなく、2件、3件 とぽろぽろ見つかる。すべて車で5分から10分圏内。すぐに確信する。滞在中はえにわ市内の飲食店巡りを楽しめそうだと。実際に行ってみて、すごく良い体験ができた。自分の経験であるが、こんなにパッとお店が見つかって、そしてそのお店に駐車場が無い心配がなく、かつ渋滞している可能性を全く視野に入れなくて良く、最終的に体験も外れない。こんな街はなかなか無いぞ、ということで、えにわがとても好きになった。

仕事の能率とストレス改善の瀬戸際で..

正直に申し上げると、自宅のデュアルディスプレイ(24インチ×2, 左側 WQHD, 右側HDを無理やり 2304×1296 として利用)、ゲーミングチェア(これは賛否あるかもだが..。)の方が明らかに仕事は並列に素早く進められる。だから、ホテルの中でも仕事はできるが、明らかに成果物量がノートpcオンリーだと少なくなる。確かにそれは少しストレスとなる。ただ、自宅でずっと仕事をしていることで、見えないストレスはたまっていく。時には、絵も知れぬ倦怠感が体をつつんで手を動かせなくなることがあり、これは解消が難しい。筋トレに行ったり、銭湯に行ったり、または自宅に湯舟を張ることでそれを晴らそうとするが、それでもダメな時。たとえ能率が落ちることがわかっていたとしても、良いループを取り戻すために..。

フェアフィールドバイマリオット道の駅シリーズ。適度な田舎感と周辺の食や文化が忙しいあなたを癒してくれる。大都会に、そして適度な都会に住んでいるワーカーの皆様に、おすすめかと思います。それは、たとえ道民だとしても..。近間だからと言って、馬鹿にしてはいけない。近間とはいえ生活の拠点を一瞬だけでも変えることで、違った感覚が得られる。それだけでいいループが近づいてくる。いいループをもってかえって、また仕事がんばりましょう。

Topic 01 ; 長期で別の場所に住んでみる

旅行よりも長く、住んでいる場所とは違う場所で生活してみたくて、1ヶ月間沖縄に滞在してみました。青い海、暖かな気候、ゆるやかな時間の流れを感じながら過ごすことができました。

コロナの時代となり、自宅で実施する仕事にも慣れてきた頃合いから、外の世界から聞こえるワーケーションという言葉に興味を持つようになりました。約1年間ほど、イキタイ気持ちを継続させながらやっと重い腰を上げることになったのです。

2台のディスプレイを輸送できるバッグ 重い腰を上げて購入したが輸送では腰が壊れそうでした

1年前に旅行で沖縄に行ったときに感じた感覚。北海道では見ることができないエメラルドブルーな海、冬を全く感じさせない気候、それらを最高に感じながら過ごせるリゾートホテルの数々が素晴らしい。

瀬底ビーチより 伊江島を望む

そんな夢のような時間を思い出として持ちながら、1ヶ月の沖縄生活に望むのでした。

行きの機内より。おそらく本島中部上空

はじめの5日間はお休みとして、ホテル滞在を満喫しました。その後の3週間と数日については、平日は日中仕事をしながら生活していました。

ハイアットリージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄より テントサウナ×塩水水風呂 オフシーズンでお休み中のプールを有効活用しているとのこと
りゅうせい氏より注文を賜り、やちむんを真剣に探す。土地の品にうとい自分ですが、この後やちむん探しにハマることに。10軒以上はお店を回っている。

5日間のおやすみを終えてからはAirbnbを利用して確保した宿を拠点として活動を始めました。初めの2, 3日はとても濃い生活をしていた気がします。日の出時間を確認してから就寝し、朝は日の出時間前に起床し、中城湾からの日の出を観賞する。葉物野菜とスクランブルエッグ、スパムを朝食とし、それから仕事をする。夕方は西海岸へ行き夕日を見る。

朝は遅く、朝食は食べず、暗くなったことに気づかずに1日が終わる札幌での生活とは対照的すぎて、本当に来てよかったなと思った2週間でした。

中城湾と朝日を見る。撮影時刻は07:02と遅く、遠く西にいることを体感できた
いつもの朝食 スクランブルエッグは器用な友人柳原の為せる技
朝食にはペリペリソースを常習 いろんな沖縄情報を つよしさん ありがとうございます

旅行気分が抜けてきたのは、2週間経ったくらいでしょうか。それくらいから、朝は遅く、朝食は食べずの生活が戻ってきました。

この時、1つの気づきを得ました。人間は環境に順応する生き物。これまでの経験から、気候には3日で慣れることがわかっていました。今回は2日目には”寒い”ということばを現地で使えていました。今回は何日経つとその場所に順応したことになるのかという問題。だいたい1週間から2週間で慣れてくる。本来の自分が戻ってくるとでも表現したほうがいいのか。ただし、これは逆に捉えると1週間から2週間で生活拠点を転々と移動するならば、自制せずとも理想的なパフォーマンスが出せるのではないかということを思ったりしました。狩猟民族時代の血には抗えないというか、人間本来の力を引き出すための知恵を得た気がしました。

ザ・リッツ・カールトン沖縄より 滞在開始からしばらく沖縄の2月特有の雨の日が続く、気温も低かった
菊池百合子さんの『水面』 沖縄も札幌も自分にとっては地元ではなく、文章中の「風の人」に重なる部分があって …。郵送ありがとう!かほさん!

順応しても残ったことが1つだけありました。それは、太陽とともに1日を過ごせたこと。朝は遅くとも、天気の良い日はかならず夕日を見てから夜を迎えていました。当たり前の事ですが、太陽は決まった時間に登り、決まった時間に沈みます。僕は完璧な夕日を見るために、毎日日の入り時間を意識しながら2週間ほど生活しました。そんな事をしていると、嫌でも時間は等しく有限であることを自然に自然と突きつけられました。だからと言ってなにか始まるわけではないし、いきなり行動が変わるとかそんなことは一切ないわけですが、とにかく完璧な夕日を見るためには、自分が今いる場所の天候だけが問題ではないのです。太陽が沈むであろう水平線付近に雲がない場合にのみ水平線に重なる太陽を観賞できる、僕が完璧な夕日と表現しているのはそんな夕日でした。

1ヶ月の生活が終了する3日ほど前でしたが、心待ちとしていた水平線に沈む太陽、完璧な夕日を拝むことができました。太陽が水平線に重なる前後の空の色の移り変わりをじっと見つめながら、この夢のような時間の終わりを噛み締めたのでした。

余計なものが多くて良い写真ではないれど、確かに水平線と重なる太陽でした

最後に同行してくれた友人柳原氏が作成してくれた、過ごしていた地域の雰囲気がよく伝わる動画がありますので、添えさせていただきます。