【2024/05】ユナイテッド航空マイルのシークレット改悪で日本国内線マイル数はどうなる!?

2024/05/09深夜に紅組の友人から「ユナイテッド改悪おめでとうございます」とのリプが飛んできた。

悲しい気持ちで、「ユナイテッド航空 改悪」とググった僕の気持ちなんて、知らずに彼は嘲笑った顔で、赤い旗を降っているのかと思うと、胸が苦しくなる。

しかし、さらっと出てきたブログ記事を2、3件読んでみたところ、どうやら国内線に関しては、一部改善すらあるようで、いまいち改悪の全容がつかめなかった。

というわけで、本記事では2024/05/09現在でユナイテッド航空マイルを使って国内線のいくつかの路線を乗るために必要な最低マイル数を調べてみた。

私が北海道民のため、CTS発を基準とする。また、本記事の情報を鵜呑みにされても責任は負いかねるため、その辺はご承知おきくださいまし。

新千歳 -> 羽田(CTS-HND) 改善!5500->5000マイルへ

改悪とはいったい…。という様相を呈している。いつだかは忘れたが、元々5000マイルでこの区間は飛べたが、2023年あたりで、5500マイルが必要となる小さな改悪があった。しかし、ここにきて5000マイルとまさかの改善が施されており、ほっと胸をなでおろした。

まだまだ、ユナイテッドマイルの独壇場は続くぜ!と思ってしまったぞ。

新千歳 -> 大阪(CTS-OSA) 改善! 5500->5000マイルへ

こちらも、羽田行き同様、改善している。

※OSA指定で、ITM(伊丹)、KIX(関空)等が対象となる。

新千歳 -> 博多(CTS-FUK) 改善! 8800->8000マイルへ

新千歳->博多は2024年4月に乗ったばかりの路線だ。この時は、片道8800マイルが必要だったが、こちらも改善しており8000マイルで飛べるようになっている。

新千歳 -> 那覇(CTS-OKA) 改悪…。8800->17500マイルに

こちらの路線は残念ながら改悪となってしまっていた。先月あたりに調べた際は、8800マイルだった。日本国内線にも一部の路線では、改悪ということなんだろうか。

新千歳 -> 石垣(CTS-ISG) 改悪…。8800->22500マイルに

新千歳からの国内線ではおそらく最長距離となる石垣。こちらも先月あたりに調べたときは、8800マイルで飛べたと記憶している。日本国内なら、いつでもどこにでも行けるなと息巻いていたが、22500マイルともなると、海外に行くような心持でないと飛べないマイル数となってしまった。非常に残念だ…。

【まとめ】国内線に関しては小さい改善と大きな改悪が入り乱れている

ここまで調査した情報を以下の表にまとめる。

経路これまでのマイル数(記憶)2024/05/09時点でのマイル数距離(mile)
新千歳->羽田55005000510
新千歳->大阪55005000666
新千歳->博多88008000882
新千歳->沖縄8800175001397
新千歳->石垣880022500510(CTS-HND)+1158(HND-ISG)=1668
※新千歳->石垣は規定された飛行距離が把握できなかったため、乗り継ぎを想定して計算した

新千歳発の主な国内便の必要マイル数を調べてきた。これまで国内線は、飛行距離801マイル以内で5500マイル、それ以上で8800マイルという認識だったが、今日以降はそうもいかない結果となった。

ユナイテッド航空マイルで、国内線をよく利用する私にとって、得に僥倖だったのは、博多行きが8800から8000マイルへの改善であったことだ。しかしながら、沖縄行きは、大幅な改悪となり厳しい状況でもある。

まだ、詳しく調査していないが(気力の問題)マイル数を決定する明確な規定について説明されたユナイテッド航空のWebページを見つけられていない。しかしながら、おそらく飛行距離に応じて適正にマイルを絞り取るように計算を修正したのであろう。むしろ、これまでが少なすぎるマイル数で飛べていた状況がついに修正されただけなので、現在が正常なんだろうと納得することにいたします。

【余談】裏技あるかも!まだまだ楽しみは続く。

以下の二つの画像は、CTS->HND、HND->OKAの5月から6月にかけての必要マイル数を調べたものである。

CTS->HND 5000マイルで、その後乗り継ぎ時間に余裕があるような、HND->OKA 8000マイルの便を取ることで、CTS->HND->OKA が13000マイルで取得できるではないか。。。

もしかして、このように調べていくことでマイルを節約して飛べるということか!?

また、使い方によっては、東京で1日以上遊んだ後、那覇に飛ぶといったこともできる。

さらに…。CTS->OSA、OSA->OKAの5月から6月にかけての必要マイル数を調べたものである。こちらであれば、CTS->OSA 5000マイルとOSA->OKAの5000マイルで合わせて、10000マイルで飛べてしまう。うまく乗り継ぎ便を指定できれば、かなりのマイルを節約できそうだ。大阪経由であれば、これまでのCTS->OKAの必要マイル数8800から改悪後でも10000マイルで飛べるとなれば、改悪による影響を最小限に抑えることができそうだ。

【Day 3 後編】歩いているだけで楽しい街金沢 | 船・バス・電車・飛行機 全てに乗ります旅

2022年9月のシルバーウィークの9日間を使い、行ったことのない場所へ、乗ったことのない乗り物で目指す旅。3日目。後編。

以下のような感じで行動予定。


Day 3 歩いているだけで楽しい街金沢 後編

危なく拾得物を生み出すところだった

建築美術館からバスで移動し、今度は21世紀美術館へ。展示を見終わり、隣にある兼六園に足を運ぼうと思ったが、美術館の隣に金沢市役所前に広場があったので少し休憩をと思いベンチに座った。すると、しばらくそこから動くことができなくなった。腕に付けたApple Watchを外し、しばらく休憩した後、兼六園に向けて足を進めた。

金沢市役所。この右側に噴水やベンチなどがあり開放的な空間が広がっていた。

少し歩き始めた時、腕にいつもついているものがないことに気づく。最近このように、ものを忘れた気がしても、結局はバックに入っていることが大半であったので、今回もそうだろうと思いバックの中を漁ってみたが無い。ハッと自分がいた広場の方を見ると、首からカメラを下げた一人旅の若い旅行者が何かを見つけてあたりを見回している様子が伺えた。

その若者の場所に戻ってみると、案の定そこにApple Watchが腕から外しましたの状態で置かれている。彼は今まさに交番に届けようかと迷っていたところだと話をしてくれた。

彼に礼を告げた後、再び兼六園を目指して歩き始めた。外した腕時計を外したままその場に忘れるという情けない事象に対して、フェリー移動とカプセルホテルであまり睡眠時間を取ることができなかったことが、認知機能の低下に影響していることを感じつつ、しかし足に鞭を打って観光を続行した。

兼六園を見て

金沢城の横に位置する兼六園。今となっては観光スポットとなっているが、池の周りにある広場等を見て、個人的には昔の人がこの池を囲みながら宴会を楽しんでいる様子が脳裏に浮かんだ。おそらくその宴会の主催者は金沢城城主、加賀藩の偉い人だったんだろう。その構図で行けば、現在の行政の長である市長あたりがたまにはこの兼六園で宴会を催してもいいんじゃないかなぁ、なんて勝手なことを考えてしまった。

兼六園内にある霞ヶ池を小高い山から望む。この地点から見て右奥には広場が存在していた。

金沢の自由軒へ(RESTAURANT 自由軒)

僕の地元旭川にも同じ名前のお店があるが、金沢にもある。このお店は出発前に「やかん by みちみち種や」さんに訪れた際に教えてもらい足を運ばせていただきました。

疲れた体へご褒美。オムレツとチキンプレート。あれ、醤油ベースのライス入りオムライスを食べるべきだったのでは!?これはもう一回行かないとダメなやつですね。。。

VS台風14号

この日、深夜には台風14号が石川県に到達する予報でした。そのおかげか、金沢駅前にあるホテル日航 金沢がいつもよりリーズナブルなお値段で利用できた。前日からの移動疲れを癒しつつ、台風通過時の天気の状態を高層階からよく観察できそうなことを狙って、宿泊を決めた。

ホテル日航 金沢 客室から市内を望む。まだ台風は来ていない時間帯。
お供にはHEIDEE金沢さんのスパークリングワインを購入してきた。
深夜2時頃。雨と風が強くなってきた。

3時をすぎたあたりから、バタバタと轟音と共に窓に激しく雨が打ちはじめて、いよいよこれは寝れないぞ…。と思ったのも束の間、これまでの移動疲れから一瞬で眠りについていた(笑)。


Day 4へ

徒歩による金沢観光とは打って変わって、レンタカーを借りて少し周辺を回ろうと計画している。夜には深夜バスにて東京への移動が控えているので、戦いに備えて入念に準備をしていく必要がありそうだ。

【Day 3 前編】歩いているだけで楽しい街金沢 | 船・バス・電車・飛行機 全てに乗ります旅

2022年9月のシルバーウィークの9日間を使い、行ったことのない場所へ、乗ったことのない乗り物で目指す旅。3日目。寝落ちで力尽きたのでひとまず前編。後編は深夜バスの中で書きます。

以下のような感じで行動予定。


これまでのあらすじ

フェリーとJRを乗り継いで、Day 2の深夜に金沢へ到着。カプセルホテルで夜を明かしました。

Day 3 歩いているだけで楽しい街金沢

カプセルホテルで寝坊しました

起床は10時45分、チェックアウト時間は11時…。急いで準備をして、宿を脱出しました。実は朝7時までDay 4以降のホテルや移動手段をリサーチしていました。感覚としては、テスト前に徹夜するイメージ。いつまで経ってもこの悪い癖は治りませんねぇ…笑。

寝ぼけ眼で浅煎りコーヒーをいただく

フェリー乗船前に訪れたミキオコーヒー(仮)のミキオさんに教えてもらった金沢のコーヒー屋さんが、宿泊地であるカプセルホテルから激近だったので、寝ぼけ眼を叩き起こすためにコーヒーを飲みに行きました。

メインストリートから一方入ると閑静な住宅街の中に現れる「townsfolk coffee
水出しコーヒー(コスタリカ)とバナナブレッドで遅めのモーニング
townsfolk coffee の斜め向かいにある「玉川公園」にてテイクアウトしたアイスコーヒー(今度はドリップでブラジル)をいただく

コーヒーを飲み終えて、この公園に併設されている施設が気になったので近づいてみた。

金沢市立玉川図書館 侵入したら金沢観光どころでは無くなると思ったので、外観を眺めるのみとした
この施設の説明書きを見つけた。昔はたばこ工場だったらしい。

金沢ジャズストリート2022

香林坊周辺の路地を歩いていると、ふと何なら生演奏っぽい音楽が聴こえてきた。音のする方へいってみると、メジャーデビューしているアーティストが生演奏していた。JiLL-Decoy association(ジルデコ)さんである。ひとまず、演奏終了まで楽しませていだきました。たまたま中のたまたまですが、無計画に歩いているからこその出会いでした。

JiLL-Decoy association(ジルデコ)さん演奏中。片町きらら広場会場にて。

金沢民のソウルフード!?中華料理チュー

調べてみると、餃子屋が沢山ある。金沢民は中華好きなのか?と思い少し調べてみるとこんな記事が。

【日本麺紀行】石川県民のソウルフードとも称される石川県限定ラーメンチェーン店「チュー」とは?

チェーンだが、地元民に愛されるからこそのチェーン化も考えられる。ということで、観光地から離れて住宅街へ。

チェーンでいくつか存在しているが、僕が行った店舗には観光客らしき人はいなかった。かわりに近所の方が来店していた。
まずはビール!昼からビールは車がない旅の醍醐味!
羽付の餃子がででくる
ラーメン×ミニチャーハンセットを注文。麺硬でお願いした。
スープ見た目から塩ラーメンぽいと思っていた。麺は旭川の中細麺よりは細いが、博多ラーメンほど細くはない。これは徳島ラーメンの細さや山岡家の朝ラーメンと同じ太さだと感じた。

そういえば、注文時に何ラーメンを注文するかについて質問されなかったので答えてもいなかった。会計の時に聞いてみると実はこれが醤油ラーメンとのこと。塩ラーメンもメニューにラインナップされていたので、次はそちらを食べたい。

金沢出身の建築家を知る

犀川大橋付近の雰囲気が良すぎて、川辺を散歩していた所、元々目指していたはずの21世紀美術館からかなり離れてしまっていた。旅なんてこんなもんである。Googleマップを眺めていると、近くに建築美術館を見つけたので、侵入してみることにした。

犀川大橋 旭川にある旭橋感。だから無意識化で親しみを覚えたのか!?
犀川を望む。山側を向いて撮影した。
谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館 吉郎さんがパパで吉生さんがその息子。吉郎さんは東京国立博物館や上述した金沢市立玉川図書館の設計者。

Day 3 後編に続く…。

金沢はみどころたくさんで面白いですね。では、後編に続きます。

【Day 2】船上生活はとても快適 | 船・バス・電車・飛行機 全てに乗ります旅

2022年9月のシルバーウィークの9日間を使い、行ったことのない場所へ、乗ったことのない乗り物で目指す旅。2日目。

以下のような感じで行動予定。


Day 2 船上生活はとても快適

夜は眠れたかい?

前日、苫小牧港を23時半に出発してから日を跨ぎ、その後朝6時になってもdocomoキャリアはインターネット通信を継続することが出来ていたのと、マットレスが固すぎることが原因でなかなか寝付くことが出来なかった。

早朝5時半頃、青森付近を航行中

朝もサウナへ

起床は、9時51分。固いマットレスのおかげで寝返りを打つことができず、体が痛い。また、客室内は空調がよく効いているためかとても乾燥しており、軽く喉が痛かった。

そんな体に鞭を打ち、朝8時から開始している大浴場へ向かう。

もちろん明るくなっているので、昨日とは異なり露天スペースからは日本海を眺めることができた。また、なんとサウナ室にも窓があるので、海が見え、日差しも少しばかりか入ってきていた。景観レベルは最高と言えよう。

サウナ室の温度計は98℃を指していた。昨日乗船時は93度だったので、少し上がっている。寝起きの体に、熱気が染みますわ。

台風14号にフェリーが近づいているのが原因なのかはわからないけれど、外気温は体感30℃を超えており、また湿度もとても高い。水滴を帯びた体にとってはいつまでも寒く感じない気温で、個人的にはこれくらいの気温での外気浴が一番好きだ(情けない話だが、外が寒い中に長時間いると一瞬で頭痛になる)。だから、南の島×サウナは全然アリだと思っているのだけれど、沖縄の先輩方(2022年3月の沖縄ワーケーションでよく行っていた、本部町”さんだぁー“の店主や常連のお父様方)はまったくサウナに興味は無いとおっしゃっていた事を思い出す。

まあ結論、船中サウナは最高です。

露天スペースからもこのような景色が見える

船上サ飯、瓶ビールと共に

やっぱり瓶ビールだね!
新日本海オリジナルビーフカレーとローストビーフ

電波断たれる…

上述のとおり、本日は5時半頃はdocomoキャリアにてインターネット通信が可能である事を確認したが、起床後からは一度も通信出来ていない。

船内アナウンスでは、11時半ごろに「佐渡のはるか北上を航行中です。」と行っていたので、まあここからが船上での本当の過ごし方になる。

現に絶賛この記事を書いているのは、やれる事の選択肢が、本を読むか、写真を撮るか、これを書くくらいしかないからだ。

しかしながら、電波を断たれたとたんにやれる事の選択肢がほとんど無くなる。逆に言うと、スマホがインターネットに接続できてしまえば、選択肢が豊富になるということ。日常の選択肢が豊富な状態では、こんなに集中してブログなんか書けていないが、今はこれを素直に書けていることを嬉しく思う。

選択肢が多いことが、幸せだという事では無いみたいです。

洋上昼寝

サウナに入り、飯を食べ、ビールを飲み、この記事もだいたい書き終えやること無くなってきたので、各デバイスを充電しつつ昼寝。

2段ベットの上が無いコンパートメントにしたので、圧迫感は無い
コンセントは一人一つ与えられる。100Wらしい。時間はたくさんあるので、分岐のやつがあれば一度にたくさん充電できたなぁ。事前リサーチ不足ってやつです…。

そうそう、皆さんInstagramのDMやLineなどメッセージいただきありがとうございました。洋上では、たまに電波が1つ立つくらいで、こちらからのメッセージも書いた後、送信完了するまでに時間差があり、申し訳ない限りでした。

昨今だと、どこにいてもスマホで瞬時にやり取りできるので、別の場所でもまさに同じ時間を過ごしていることに疑いは全くないですが、文字のやり取りですらラグが発生すると、自分がまるで遠い宇宙にいて、光が届くのにも1分くらいかかる場所にいるような感覚になりました(笑)。もしかして、これがディーター!? from http://de-tourmagazine.com/

船上3回目のサウナへ

夕暮れ時、昼寝を終えて乗船から数えて3回目のサウナへ。散々書いてるので割愛するが、最後は100℃ちょうどでした。だんだん温度が上がっていくのが面白い。

【定期】サウナ後のビールとサ飯

関西が近づいてきたので、夜はアサヒで
三元豚のとんかつ定食。本当は新日本海自家製ハンバーグセットが食べたかったが、少しのタイミングの差で売り切れ。玄人は船内アナウンスでオープン直後に攻めるのだろう。

さようなら 新日本海フェリー すいせん

新日本海フェリーすいせんを下船し、敦賀駅へ移動。ものの10分で到着し、JRですぐに金沢へ向かいます。

敦賀駅 駅前は綺麗な感じで、旭川や帯広などの新しい駅の雰囲気。
しらさぎ15号 敦賀駅ホームにて

金沢上陸!格安カプセルホテルへ

金沢駅東口
金沢駅東口はなんかカッコいい①
金沢駅東口はなんかカッコいい②

カプセルホテルにつきました。信じられないくらい、コスパが良くて(サウナあるし朝食ついて3000円)たくさん写真も撮ったのですが、結局徹夜で旅程後半の調査をしていたら朝になってしまいました(笑)。

フェリーのベッドの横幅が に比べるとめちゃくちゃ広い
テレビも付いてるし中にいても楽しい

Day 3へ

日中は良い天気の中金沢観光できそう。夜は念願だった、ホテル日航金沢に泊まりつつ台風14号を迎え討ちます。

【Day 1】新日本海フェリー すいせん に乗る | 船・バス・電車・飛行機 全てに乗ります旅

2022年9月のシルバーウィークの9日間を使い、行ったことのない場所へ、乗ったことのない乗り物で目指す旅。1日目。

以下のような感じで行動予定。

  • Day 1(土)札幌出発 至苫小牧 フェリー乗船 敦賀へ
  • Day 2(日)夜 敦賀着 至金沢へ
  • Day 3(月)昼 金沢観光 夜 台風14号ご対面
  • Day 4(火)昼 金沢観光 夜 深夜バス? 至羽田へ
  • Day 5(水)第一回どこかにマイル 至(石垣 長崎 出雲 松山)のどこかへ
  • Day 6(木)(石垣 長崎 出雲 松山)のどこかに滞在
  • Day 7(金)(石垣 長崎 出雲 松山)発 飛行機にて 至羽田
  • Day 8(土)第二回どこかにマイル 至(伊丹 帯広 函館 新千歳)
  • Day 9(日)(伊丹 帯広 函館 新千歳)から 札幌を目指せ

Day 1 新日本海フェリー すいせん に乗る

本旅の動機、フェリーに乗りたいという自分の思いに応えて、1日目は札幌を出発し、苫小牧 – 敦賀を結ぶフェリーに乗りました。

趣味がフェリー乗船のお父さんに出会う

札幌駅からJRで南千歳駅に移動したのち、苫小牧東港フェリーターミナル行きのバスを待つ間に話したお父さん。旅行ですか?と尋ねると、北海道へは出張で来たという。話を聞くと名古屋へ帰るために、なんとフェリーを使うとのこと。フェリー乗船が趣味とのこと。

そんな彼に僕は安易にも聞いてしまった。どこの部屋に滞在するのか…?

A. ん?スイートだよ。

ぽろっと返答いただいた。そんなお父さんはフェリーの楽しみ方を誰よりも知っているはず。何が楽しい?フェリー??

A. 海を見ながら飲む酒

at スイート が抜けていたが、まあつまるところゆっくり流れる時間の中、静かなスイート客室にて飯と酒を嗜みながら眺める景色は最高ということですね。

あぁ、スイートに泊まりてぇ(笑)

ちなみに、この時のスイート客室の利用運賃は5万8000円程度。意外と手が届く値段であった。いつか、乗ってやりたいですね。

さぁ、乗船!

苫小牧東フェリーターミナルと乗船したすいせん
ツーリストA 最も安い運賃の客室 2段ベットの上が無い所を選択したので圧迫感はなさそう 安眠できることを願っている(笑)

船サウナは最高!

今回乗船の新日本海フェリー すいせん 。なんと、大浴場にサウナと露天風呂を完備している。

船の大浴場 水風呂は無いがサウナと露天風呂を完備している

乗船後、なによりも優先してチェックした。ドライサウナ 93度。水風呂は無いが、20度程度の水シャワーを浴び、露天風呂へ。この時、まだ船は港を離れていなかったが、外の風が露天スペースに吹き込み、熱った体を冷やしてくれる。事前リサーチで把握していたものの、しっかり船中サウナでととのえるとは素晴らしい限り!


Day 2へ

明日はついに北陸上陸。台風が来る前に金沢にしっかり移動できることを祈っている。

Topic 01 ; 長期で別の場所に住んでみる

旅行よりも長く、住んでいる場所とは違う場所で生活してみたくて、1ヶ月間沖縄に滞在してみました。青い海、暖かな気候、ゆるやかな時間の流れを感じながら過ごすことができました。

コロナの時代となり、自宅で実施する仕事にも慣れてきた頃合いから、外の世界から聞こえるワーケーションという言葉に興味を持つようになりました。約1年間ほど、イキタイ気持ちを継続させながらやっと重い腰を上げることになったのです。

2台のディスプレイを輸送できるバッグ 重い腰を上げて購入したが輸送では腰が壊れそうでした

1年前に旅行で沖縄に行ったときに感じた感覚。北海道では見ることができないエメラルドブルーな海、冬を全く感じさせない気候、それらを最高に感じながら過ごせるリゾートホテルの数々が素晴らしい。

瀬底ビーチより 伊江島を望む

そんな夢のような時間を思い出として持ちながら、1ヶ月の沖縄生活に望むのでした。

行きの機内より。おそらく本島中部上空

はじめの5日間はお休みとして、ホテル滞在を満喫しました。その後の3週間と数日については、平日は日中仕事をしながら生活していました。

ハイアットリージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄より テントサウナ×塩水水風呂 オフシーズンでお休み中のプールを有効活用しているとのこと
りゅうせい氏より注文を賜り、やちむんを真剣に探す。土地の品にうとい自分ですが、この後やちむん探しにハマることに。10軒以上はお店を回っている。

5日間のおやすみを終えてからはAirbnbを利用して確保した宿を拠点として活動を始めました。初めの2, 3日はとても濃い生活をしていた気がします。日の出時間を確認してから就寝し、朝は日の出時間前に起床し、中城湾からの日の出を観賞する。葉物野菜とスクランブルエッグ、スパムを朝食とし、それから仕事をする。夕方は西海岸へ行き夕日を見る。

朝は遅く、朝食は食べず、暗くなったことに気づかずに1日が終わる札幌での生活とは対照的すぎて、本当に来てよかったなと思った2週間でした。

中城湾と朝日を見る。撮影時刻は07:02と遅く、遠く西にいることを体感できた
いつもの朝食 スクランブルエッグは器用な友人柳原の為せる技
朝食にはペリペリソースを常習 いろんな沖縄情報を つよしさん ありがとうございます

旅行気分が抜けてきたのは、2週間経ったくらいでしょうか。それくらいから、朝は遅く、朝食は食べずの生活が戻ってきました。

この時、1つの気づきを得ました。人間は環境に順応する生き物。これまでの経験から、気候には3日で慣れることがわかっていました。今回は2日目には”寒い”ということばを現地で使えていました。今回は何日経つとその場所に順応したことになるのかという問題。だいたい1週間から2週間で慣れてくる。本来の自分が戻ってくるとでも表現したほうがいいのか。ただし、これは逆に捉えると1週間から2週間で生活拠点を転々と移動するならば、自制せずとも理想的なパフォーマンスが出せるのではないかということを思ったりしました。狩猟民族時代の血には抗えないというか、人間本来の力を引き出すための知恵を得た気がしました。

ザ・リッツ・カールトン沖縄より 滞在開始からしばらく沖縄の2月特有の雨の日が続く、気温も低かった
菊池百合子さんの『水面』 沖縄も札幌も自分にとっては地元ではなく、文章中の「風の人」に重なる部分があって …。郵送ありがとう!かほさん!

順応しても残ったことが1つだけありました。それは、太陽とともに1日を過ごせたこと。朝は遅くとも、天気の良い日はかならず夕日を見てから夜を迎えていました。当たり前の事ですが、太陽は決まった時間に登り、決まった時間に沈みます。僕は完璧な夕日を見るために、毎日日の入り時間を意識しながら2週間ほど生活しました。そんな事をしていると、嫌でも時間は等しく有限であることを自然に自然と突きつけられました。だからと言ってなにか始まるわけではないし、いきなり行動が変わるとかそんなことは一切ないわけですが、とにかく完璧な夕日を見るためには、自分が今いる場所の天候だけが問題ではないのです。太陽が沈むであろう水平線付近に雲がない場合にのみ水平線に重なる太陽を観賞できる、僕が完璧な夕日と表現しているのはそんな夕日でした。

1ヶ月の生活が終了する3日ほど前でしたが、心待ちとしていた水平線に沈む太陽、完璧な夕日を拝むことができました。太陽が水平線に重なる前後の空の色の移り変わりをじっと見つめながら、この夢のような時間の終わりを噛み締めたのでした。

余計なものが多くて良い写真ではないれど、確かに水平線と重なる太陽でした

最後に同行してくれた友人柳原氏が作成してくれた、過ごしていた地域の雰囲気がよく伝わる動画がありますので、添えさせていただきます。